3月末に突然発表されたインファンティノ会長からの提案をそのまま追認したもので、アジア枠は現在の「4.5」(プレーオフ枠を含む)から「8」に拡大されることになった。
ロシア・ワールドカップ予選ではどういうわけか大苦戦中の日本代表だが、出場枠が「8」になれば出場権は約束されたも同然になることだろう。めでたし、めでたし…。
しかし、「ワールドカップに出場するだけで嬉しい」というのなら、たしかに「めでたし、めでたし」なのだが、「日本代表を強化して、将来的には優勝を目指そう」という気持ちが少しでもあるのなら、そんな微温湯のような予選しか戦えないようでは困る。
数少ない出場枠を目指してイランや韓国といった強豪と激しい戦いを繰り広げて、お互いに切磋琢磨してこそ、強化が可能となるのではないだろうか?
いや、できればアジアの枠を離れて世界の強豪と常に真剣勝負を戦うことが必要だ。つまり、予選は大陸別ではなく「世界予選」形式にして、ヨーロッパや南米の強豪と真剣勝負をできる環境を作ってほしいのだ。
さて、アジア以外の大陸の枠はアフリカ枠が「5」から「9」、北中米カリブ海が「3.5」から「6」、オセアニアが「0.55」から「1」とそれぞれほぼ倍増。南米も「4」から「6」と50%の増加になる。
それに対して、実力的に圧倒的な優位にあるヨーロッパ大陸の枠は「13」から「16」と「微増」にとどまった。要するに、サッカー後進地域が優遇されたのである。
もし、ワールドカップがサッカーの実力世界一を決める世界選手権であるのなら、やはり世界最強のヨーロッパにはさらに多くの出場枠を与えるべきだったはずだ。そして、2014年のブラジル大会で惨敗したアジア大陸の枠は本来なら縮小されるべきものだった。
それでも、ヨーロッパを微増にとどめたのは、FIFAはこのワールドカップという大会をスポーツの選手権としてではなく、サッカー普及の(あるいは金儲けの)ためのイベントと考えているからなのだろう。この辺りに、まさにFIFAの出場国拡大の思惑が透けて見える。
豊富な資金を投入して有名選手を「爆買い」したり、多くの強豪クラブを買収したりと、ヨーロッパのサッカー界に巨額の資金を投資しているのが中国やカタールをはじめとした中東産油国である。
だが、現状では中国も中東産油国も、ワールドカップ・アジア予選を突破して本大会に出場することは難しそうだ。それでは、彼らの「サッカー熱」もいつ冷めてしまうかわかったものではない。
たとえば、中国では「サッカー好き」と言われる習近平国家主席の号令の下、国策として「サッカー強国化」プロジェクトが推進されている。中央政府の政策に従って地方政府や大企業も多額の資金をサッカーにつぎ込んでいるのだ。
つづく
2017年05月15日17:35
http://www.jsports.co.jp/press/article/N2017051511134602.html
一方でサッカーに多額の資金を投資している企業の多くは膨大な余剰資金を抱える土地開発ディベロッパーであり、いずれ不動産価格が下落する事態が生じればサッカー・バブルが弾けてしまう可能性も高いし、将来、習近平氏が権力の座を去ることになれば資金が引き上げられることになるかもしれない。
だが、アジア枠を「8」に拡大すれば、中国やカタールも本大会参加の可能性が広がる。そうなれば、中国やカタールの多くの企業がFIFAやワールドカップのスポンサーにもなるだろうし(すでに、中国の「万達グループ」やカタール航空がワールドカップのスポンサーになっている)、サッカー界に対する投資意欲はさらに拡大するだろう。
1998年フランス大会の時の日本がそうであったように、ワールドカップに初めて出場することでサッカー人気が高まったという例は枚挙にいとまがない。おそらく、中国やカタール以外にも2026年以降、ワールドカップ初出場で恩恵を受ける国がいくつも出現するはずだ。
FIFAは、2022年大会を夏の暑さが厳しく、施設もまだまったく整備されていないカタールで開催することを決めた。これも、天然ガスなどの資源を持つカタールの資金力が魅力だったからだ。
そして、2026年大会以降アジアの出場枠を大幅に拡大することによって、中国や中東からの資金の流れを確保していく。それが、FIFAの思惑なのである。
FIFAは「世界的なサッカーの普及」という大義名分を掲げているものの、本大会参加国数の拡大はFIFAの利益追求の姿勢の産物であることは間違いない。
FIFAはアヴェランジェ元会長、ブラッター前会長の下で急激な商業化を推し進めた。しかし、利益追求に走るあまり数々の不正を働いたとしてブラッター前会長は失脚。2016年にUEFA出身のジャンニ・インファンティノ氏(イタリア系スイス人)が新会長となったのだが、それでもFIFAの利益追求の姿勢は変わらないようである。
しかし、ヨーロッパ大陸にとってほとんどメリットのないワールドカップ拡大の方針について、UEFAやヨーロッパのビッグクラブは黙っているのだろうか? 代表とクラブの関係は、いつの時代にも難しいものだ。選手にとっては貴重なシーズンオフである6~7月にワールドカップが開催されて長期間にわたって選手を拘束されることを、ヨーロッパのビッグクラブが歓迎していないのは明らかだ。
まして、ヨーロッパ大陸の実力に相応しい出場枠も割り当てられないのだとしたら、ヨーロッパ諸国はワールドカップ参加に消極的になってしまうのではないか…。
もちろん、ナショナルチーム同士の国際試合は、これからも人気を集めるだろう。だが、UEFAが計画している代表チーム同士のリーグ戦が発足したら、ヨーロッパの人々の関心は、ワールドカップよりも、そちらの方に移っていくかもしれない。
南米とか6.5になるんだぞ。これ以上増やしたら予選の意味ねーだろ
別に南米予選なし全チーム出場確定でいいだろ
アジアの3~4位が出るくらいなら南米最下位が出た方がマシ
FIFAは馬鹿だな、目先の利益につられて
日本はそれ以上に成長するんだよばーか
中国から9カ国にしてくれっていろいろ賄賂もらってんだろうなあ
引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1494856522/
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